TVドラマ、映画、CM、舞台といった各メディアにも出演しています。大きい作品もあれば、自主制作の作品もありました。
- 役者と俳優をどう使い分けているのか?
- そもそも役者と俳優に違いはあるのか?
- 役者と俳優は意味の違い
役者と俳優の違いとは?
いきなり結論ですが
役者と俳優に基本的な違いはありません!
役者も俳優も同じ意味で使います。
違いは無いのでどちらの言葉を使っても良いのですが、役者の方がちょっと古い印象を受けますね。
基本的な理解はこれだけで十分な気もしますが、せっかくなので役者と俳優の違いについてより詳しく解説します。
役者とは(※諸説あり)
役割を演じる人のことを役者と言います。
分かりやすい例として、シェークスピアの「お気に召すまま」の一説で
と言う名セリフがあります。まさにその通りですね。
自分の役割を受け入れながら、役を自分自身として演じるのが役者です。
いわゆる憑依型ではなく、技巧派のことを「役者」ということが多いのは「役割」をしっかり理解して演じているからですね。
俳優とは(※諸説あり)
「俳優」と言う漢字を分解すると「優れて人に非ず」となります。
これはかなり昔、私がまだ俳優の養成所に通っていた頃に演技講師から聞いた言葉ですが、腑に落ちる考え方でした。
俳優はシャーマンを起源にしていると言われています。
どうでしょう?やってることが憑依型の俳優っぽく無いですか?
役者と俳優の違い
役者も俳優も、どちらが良いということではありません。
映画や舞台などで主役を演じる人は俳優タイプの人が多く、脇を固めるのは役者タイプの人が多いように感じます。
ただまぁ、繰り返しになりますが、意識して使い分けている人は今はほとんどいません。
強いていうなら、舞台だと役者という言い方が好一般的ですが、映像系だと俳優という呼び方が一般的です。
役者と俳優の違いにこだわる人ってどんな人?
最近はあまりいませんが、20年前までは「俳優」と呼ぶと怒られたりする場合もありました。
こんなノリです。
と個人的には思っていましたが。
似たようなパターンとして
と言うノリもありましたね。
今はあんまりこだわる人はいません。
ちなみに俳優の西田敏行さんは「俳優」と言う言葉で呼ばれる事に抵抗があるそうです。
芝居の世界で演技力でのしあがってきた方なので、全てを受け入れて役割を演じるものとしてのこだわりがあるのでしょう。
まとめ
役者と俳優の違いは微妙にあるけど、あんまり気にしなくて良い!
というのが結論です。