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台本読解

俳優にとって、作品についての知識は必要です。

戯曲を読む、観劇、映画鑑賞、なんでも構いません。

 

プロフィールの趣味の欄に

「映画鑑賞」

と書いている方がいますが、それは趣味ではなく仕事です。

仕事としての目で、自分のセンスを磨くという目的を持って取り組みましょう。

 

とはいえ

上演する予定の無い脚本に取り組むというのはなかなかの苦行です。

 

 

こちらのページは

読みにくい脚本へのハードルを少しでも下げるという目的で作成しました。

俳優として演じる際の考え方もお伝えしていきますので、興味を持てるものがありましたら是非実際の脚本を読んでみてください。

  • 2022年9月14日

動物園物語 エドワード・オールビーの尖りまくった処女作について解説

動物園物語 有名な脚本ですが、読んだ事はありますか? 名前は知ってるけど、読んだ事はないんですよねー! こんな方が多いのではないでしょうか? わかるよ!戯曲ってすごく読みにくいからね!   私は知識として知っておいた方が良いだろうと思い20代前半の時に読みましたが、その時はさっぱり意味が分かりませんでした。 読みにくい戯曲というジャンルの中でも、動物園物語は読みにくい方です。 作者のエド […]

  • 2022年8月14日

井上ひさし「父と暮せば」 日本人が読んでおくべき不朽の名作戯曲

好きな戯曲はいくつかあります。 井上ひさし先生の「父と暮せば」もその一つです。 終戦記念日が近い事もあって、久しぶりに読みたくなりました。   久しぶりに読んでみて改めて思いましたが ものすごく面白いです 自分に娘がいる身で読むと、昔読んだ時よりもさらにグッとくるものがあります。   「父と暮せば」は映画化もされています。 「父と暮せば」の意思を引き継いだ形で、山田洋次監督の「 […]

  • 2022年7月23日

桃太郎の演じ方 みんな知っている桃太郎の物語を俳優的な視点で読み解く

以前お話しした潜在意識の欲求について 読んだけどよく分からない! というお声をいただきました。   普段はレッスン中に説明しながら、実際に俳優としてどういった違いがあるか体感してもらうのですが、話だけだと分かりにくいかと思いますので改めて実際のストーリーを使って解説します。   今回は みんな知っている桃太郎の物語を俳優的な視点で読み解く というテーマでお伝えしていきます。 & […]