プロフィール

はじめまして、イルカ先生です。

 

 

会ったことの無いイルカに興味を持って、このページを開いていただき誠にありがとう御座います。

このページでは今までの経歴を振り返ってみたり、自分の好きなものについて紹介したいと思います。

 

何か演技以外のことを書きたくなったらこのページに追加して書いていきます。

演技トレーニングの合間の息抜きにでもご覧ください。

小学生時代

この頃はとにかく友達ができませんでした。

いじめられていた訳ではありませんが、学校に行っても誰かと話す機会がありません。

多分僕の声を聞いた事が無いと言う同級生もいたと思います。

 

国語の授業の時

昔話を演劇仕立てでグループに分かれて発表する機会がありました。

 

僕はほとんど話した事が無いので、登場人物を演じることはありません。

物語のキーになる、岩の役でした。

 

その時何が自分を突き動かしたのか分かりませんが、僕はダンボールなどを駆使して一生懸命岩の被り物を作りました。
他のグループは衣装や大道具などは作っていません。
ただ丸まって岩のフリをしているだけです。

 

発表が終わって、僕のグループはすごく先生から褒められました。

僕が作った岩の被り物をみんな使いたがって、しばらくはクラスに置いてありました。

 

自分の努力を認められたのがとても嬉しかった事を覚えています。

自分がみんなから受け入れられた感覚もあって、この頃から友達も出来る様になってきました。

中学生時代

小学生の時の経験から、人を喜ばせたいと言う願望は強く持っていました。

 

英語の授業のとき

「10年後に久しぶりにお友達と会ったとして英語で会話してみましょう」

と言うお題が出たことがありました。

英語でのエチュードですね。

 

それぞれに2人1組でみんなの前に出て

「久しぶり」「元気?」

などの会話をしています。

 

僕は自分のパートナーと相談して

「10年後は地球は砂漠化していて2人とも喉が渇いて死にそう。1杯の水を挟んで久しぶりの対面を果たした」

と言う設定で英語のエチュードをやりました。

この時は明確にみんなを楽しませたいと言う思いがありました。

 

実際クラスのみんなはとても喜んでくれました。

この体験が俳優の道を志したきっかけかもしれません。

高校生時代

1年生、2年生の時は部活に打ち込みました。

3年生になり、当時流行していた弁護士が主役のドラマにはまって弁護士を志します。

実際に一生懸命勉強をして、法学部に進学することになりました。

 

ただ、良く考えたら弁護士ドラマの「弁護士」にはまっていた訳ではなく「俳優」と言うものにはまっていたんですね(笑)

大学生以降

弁護士ではなく俳優をやりたかったんだと気づいた僕は、1年で自主卒業(中退)してしまいました。

 

自分の選択に後悔はしていませんが、勉強の楽しさは大人になるほど気が付くものです。

今になってみれば、もう少し勉強するのも楽しかったかもと思います。

 

大学を出た後は

 

学生演劇

社会人演劇

小劇場

商業演劇

 

と活動の幅を広げていきました。

商業としての舞台に出るようになってからは、映画・ドラマ・CMにも出演し始めました。

 

 

俳優としての経験もたくさんしましたが、今は自分が演じるよりも自分の提案で他の俳優の演技が向上する事に喜びを感じるようになりました。

こうして小学生時代から振り返ると、人に喜んでもらいたいと言う気持ちはぶれていないかなと思います。

 

我が家に3人の子供がやってきた事も、俳優から指導者に、自分よりも他者にフォーカスすると言うことに興味を持つきっかけだったと思います。

 

それからはアクティングコーチとしての勉強を始めました。
独学でも勉強をしましたが、師匠について俳優の導き方も学びました。

 

現在は自分でも演技レッスンのクラスを担当しています。

 

このサイトでは演技について学ぶ事への敷居を少しでも低く、楽しく学んでもらうことを目的としています。

俳優や演技に対して、みなさんが興味を持ってくれたら嬉しいです。

演技について

俳優は素晴らしい職業です。

 

今の日本では、食べ物が無くて亡くなる方は非常に少ないです。

しかし、心の病で自分から命を絶つ人はむしろ増えていきます。

 

お医者様は体が病んでいる人を救う事ができます。

同じように、俳優には心が病んでいる人を救う事ができます。

これを読んでいるあなたが演技をするのを見て、今日自殺を決めていた誰かが思いとどまるかもしれません。

実際クラスに通う受講者の中にも、いじめられて自殺を考えていた時に映像作品に触れて思いとどまったと言う方がいます。

 

自分が誰かを救えたとしたら、とても素晴らしい事ですよね。

 

僕自身、自分のクラスでは俳優たちに少しでも元気になってもらえるように心がけています。