「バッドガイズ」を子連れで鑑賞した感想 子供に思いのほか評判が良かった

今日は土曜日で一日お休みです。

 

午前中は娘の幼稚園で運動会のようなものがあり参加。
そこそこに体を動かせたのは良かったものの、昼頃に終わりました。

昼ごはんを食べ終わっても未だ有り余る子供の体力。
しかし、遠出するには微妙な時間です。

 

ということで本日は

先日公開されたドリームワークスのアニメ映画「バッドガイズ」に子連れで行ってきました。

名前からしてワルの映画なので6歳と4歳が楽しめるのかちょっと心配ではあるものの、一応映倫ランクはG(年齢制限無し)
最近はアニメ映画でも性的な描写があったりもしますが、Gならそういったことも無いでしょう。

歌いいるか
いるか先生
アメリカではかなり好評だったみたいだし、期待して行ってきたよ!

映画「バッドガイズ」のあらすじ

登場人物

「バッドガイズ」の登場人物はオオカミ・毒蛇・サメ・ピラニア・タランチュラ

ぷんぷんクラゲ
くらげちゃん
サメとピラニア被ってない?
白目いるか
いるか先生
バッドガイズは一般的に好かれてない動物のチームなんだ!ちなみに特技はそれぞれ違うから、キャラクターとしては被ってないよ!
それぞれの特技
オオカミ:運転・スリ
ヘビ:収納・金庫やぶり
サメ:変装
ピラニア:格闘
タランチュラ:ハッカー
ちなみにタランチュラは女の子です。
汗いるか
いるか先生
とはいえ動物の種類に基づいた特技じゃないならサメかピラニアのどっちかは鳥とかでも良かったんじゃないか?って気もするけどね。

この5人(5匹?)のバッドガイズは世間に恐れられる窃盗団です。彼らは犯罪を楽しみながら、派手な犯罪を繰り返していました。
そんな彼らは黄金のイルカ像を盗もうと計画をしましたが、それが彼らのチームの結束や価値観を揺るがす事件に発展していきます。

黄金いるか
黄金いるか
この映画はどうやら原作ものみたいなんだ。さらに監督は「様々な犯罪映画のオマージュになってる」と言っていて、その一つとしてクエンティン・タランティーノ監督の「パルプ・フィクション」の事を言っていたよ!
ストーリーとしては王道で、だからこそ観やすい映画になっています。

映画「バッドガイズ」の感想(ネタバレあり)

一時間40分の作品ですが、途中で2回子供のトイレのために席を離れました。

なので正確に観れているかはちょっと分かりませんが、子供が楽しんでくれていたのでまぁ良かったと思います。

グッドいるか
いるか先生
大人の視点で言うと、メチャクチャ面白い!と言うわけではないけど気楽に見れる感じで普通に面白かったかな。

犯罪映画のオマージュ

監督が「オマージュ」と言っている通り、随所で既視感にかられます。

いるか
いるか先生
特に冒頭のシーンは完全にパルプ・フィクションだよね!
冒頭のシーン
二人のワル(オオカミ・毒蛇)のカフェでの雑談シーン。「俺は誕生日が嫌いだ」というヘビに対してオオカミが「なんで?ケーキほど美味いもんはないぜ」と言ったなんでもない会話を繰り広げています。
会計を済ませると、雑談を続けながらそのままの足で通りの向かいに建っている銀行に向かいました。二人の姿に気がついたカフェの客や通りの車は一目散に逃げていきます。二人は世間で恐れられている有名な強盗団なんですね。
この間ずっとシーンは切り替わらず、銀行強盗を成し遂げてカーチェイスが始まるまで流れで見せていきます。

日本に住んでいる我々としてはオオカミとヘビの関係はルパン三世のルパンと次元にも見えますね。
手足の長いスタイリッシュなオオカミはほぼルパン三世だし、ニヒルなヘビは銃を撃たない次元です。

監督がルパン三世のキャラクターを意識していたかは分かりませんが、ちゃんとフジコちゃん的な立ち位置の女の人も、さらには銭形警部チックな人も出てきます。

ハードボイルド好きの人は気に入るんではないかと思います。

適当な世界観

そもそも最初のシーンで

ぷんぷんクラゲ
くらげちゃん
有名な強盗団がカフェに居て、客も気付いてるのになんで普通に銀行強盗成功してんだ!

という疑問もあるかもしれませんが、観ているとそんなことは気になりません。
まぁそこはアニメ映画ですしね。

それ以外にも

  • 変装が得意である設定のサメが、変装しても明らかにサメでしかない
  • 金庫破りが得意というヘビの金庫破りシーンは冒頭のみ
  • 登場するのは「言葉を喋る動物」「純粋な動物」「もろ人間」という統一感の無さ
  • 一般人の評価が単純すぎる

と言った、リアリティを重視して観ると気になる点は多々あります。
しかしそこら辺は実際は気にならないというか、むしろメタな要素として楽しめる部分となります。

「バッドガイズ」のテーマ

誰にだって良い面も悪い面もある

というのが作品を通してのテーマになっています。

オオカミやヘビなどの強盗団は何もしなくても世間から恐れられる存在でした。
だからこそ悪いことが自分のアイデンティティであるとして派手な犯罪を繰り返します。

しかしオオカミは階段から転げ落ちそうになったお婆ちゃんを助けて感謝されたことで、今まで感じたことの無い気持ちを体験します。
オオカミ自身が気持ちを認識する前に体が反応し、尻尾はブンブン振られていたのでした。

にっこりくらげ
くらげちゃん
ありがとうって言われたのが嬉しかったんだね!

元々ワルだったオオカミは「善い事をしてみんなから愛されたい!」という気持ちになり、チームのみんなも徐々に触発されて悪者の計画を阻止する作戦に関わっていきます。

グッドいるか
いるか先生
最初に良い人代表として登場する人物がワルだったり、それぞれの二面性が表現されていくんだ。
ちょっとディズニー映画の「ズートピア」にも通じるところがありますね。

バッドガイズの子供たちの感想

すっごく面白かったよ!

とのことでした。

まぁ子供の場合その時のテンションにもよるので一概にはいえませんが、6歳と4歳の女の子でも楽しめる映画かと思います。

子供に刺さりやすい?と思われるポイント

  • オオカミが観客に向かって話しかけてくる(子供には見慣れたお母さんと一緒スタイル)
  • ミュージカルほどでないにしてもノリノリの音楽シーンがいくつかある
  • 派手なカーチェイスシーン
  • アクションシーン多数

会話で進むようなシーンはほぼ無くて、飽きずに最後まで見ていてくれました。

「どうしてオオカミさん善いことしたくなったんだと思う?」って聞いたら「善いことの方が楽しいって思ったんだと思う」と言っていました。
ある程度ストーリーも理解してくれたようです。

まとめ

あらすじ

と言うことで本日は子連れでバッドガイズに行ってみました。

土曜日の昼間に行ったのですが、映画館の中はほぼ埋まっておらず。

CMもやっていたと思うのですが、思ったよりもふるって無いようですね。

 

こちらとしては空いてたのでみやすかったですが、せっかく面白いのでもっと人気になると良いですね!

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