公開初日にアムステルダムを観てきました。
これだけ豪華な俳優陣で、制作に5年かかったとかいろんな前情報を聞いてたし、これはもう観るしかないでしょ!
と息巻いて観に行ったわけですが。。。
正直ちょっと期待外れだったよ。
あくまで個人的な感想です。
アムステルダムのあらすじ
1930年台のニューヨーク。
医師のバート(クリスチャン・ベール)は親友であるハロルド(ジョン・デビット・ワシントン)と謎の死を遂げた将軍の娘であるリザ(テイラー・スウィフト)から将軍の遺体の検死を依頼される。
しかしそのことをきっかけに巨大な陰謀に巻き込まれてしまい。。。
みたいな感じだよ!
なんか雑だな!
アムステルダムの感想
出演俳優がたくさん。
クリスチャン・ベールを筆頭にマーゴット・ロビー、ジョン・デビット・ワシントン、ラミ・マレック。。。
さらに私が少年の頃からずっと活躍し続けるロバート・デニーロ。
1人1人が主演でも良いような俳優たちだね!
そうだね。。。でも今までスター勢揃いみたいな映画ってあんまり面白かった思い出が無いのを思い出したよ。
スターが多いと一人一人のストーリーをある程度厚く描く必要が出てきてしまって、ストーリーがまとまらないのかもしれませんね。
オーシャンズ11もあんまり面白くなかった思い出があります。
クリスチャン・ベールはしっかり役を作り上げてるし、マーゴット・ロビーは美しい。
そしてロバート・デニーロはさすがに出てくるだけで締まる!
そしてロバート・デニーロはさすがに出てくるだけで締まる!
俳優の演技がどうこうと言うわけではないですが、何を描いている映画なのかよく分かりませんでした。
この前立ち食い蕎麦で「かき揚げ蕎麦」を注文したんだ。ちょっと豪華にしようと思ってコロッケもトッピングしてみたら、かき揚げとコロッケがダブルで汁を吸っちゃって美味しくなかったよ。
「アムステルダム」はそんな感覚に近いのかもね。
「アムステルダム」はそんな感覚に近いのかもね。
例えが分かりにくいよ!
全体の方向性がぶれている感じというか。
- 主人公であるバートが、自分の生き方を見つける
- 3人の友情が世界を救う
- 人間の高潔さ
- 帰還兵の苦しみ
みたいな。
一つをとって主題に据えればもっと見やすいと思うのですが。
期待が大きかった分、なんだか残念な気持ちで映画館を後にしました。
「アムステルダム」のまとめ
序盤のストーリーはちょっとこの後の展開を期待させられます。
でも正直それがピークでした。
その後は回り道をしまくって、なかなかストーリーが展開せず。
ゆっくりと進んでいきますが、落ち着く先もなんとなく予想出来たラスト。
題材は面白いし、もっとハラハラ出来そうな気がするのですが、軽めのテンポで進んでいくので特に切迫感もありません。
いや、シリアスにやってほしいわけでもないんだけどね。
なんだか問題が大事に感じられないままに終わっていきました。
上演時間は約2時間20分ですが、体感としてはもう少し長く感じました。